-公演レポート:No.000006-


雑音演劇祭実行委員会
「雑音演劇祭」
2001/4/1(sun)
入場無料
劇団弟切草〜THE☆リベンジ〜/「For...」
劇団乾杯/「ありがとう、って言っておく」
MTU奥州姫小町/「虚空の色」
-
-

劇団弟切草〜THE☆リベンジ〜/開場13:30 開演14:00
劇団乾杯/開場15:30 開演16:00
MTU奥州姫小町/開場17:30 開演18:00

堺市を中心に活動する高校生中心の三劇団が集結!一日に各団体1ステの計3ステ。話が来た時には先の苦労を思って ぞっとしたが、今思えば本当にやって良かったと思う。出演した三劇団は自分たちで考え、可能な限り自分たちの力でやり遂げた。ホールとしては、それを技術面でほんの少し サポートしてあげるだけで十分だった。さすがに当日は、三劇団がわずかなインターバルで出演するスケジュールに大変悩まされた。特に受け付け周り、場内整理などは困難な 要素が多くあり、今回の反省点である。それでは、各劇団の感想を簡単に・・・。

劇団弟切草〜THE☆リベンジ〜/「For...」/作・演出:橋本亜由美
女の子二人が演じる主役の少年二人は、なかなかさまになっていて、かなりカッコ良かったと思います。血の半分繋がった兄弟、新薬の実験といった重いテーマをなかなか コンパクトにまとめているなぁという印象を受けました。主人公格の三人以外にも掘り下げていけばもっと魅力的に見えそうなキャラクターがいて、そこがフォローできて いたらもっと素敵な芝居になったかなぁと少し残念な気はしました。

劇団乾杯/「ありがとう、って言っておく」/作・演出:山本握微
脚本を読んで鳥肌、実際に見て鳥肌と、鳥肌立ちっぱなしの芝居でした。完成された台本の世界を見事に演出しきっている(それも高いレベルで)という印象が強く残りました。 深淵さを感じさせ、それでいて軽やかに笑いもとる、凄い脚本です。一時間の中に良くもここまでの要素を詰め込んだと驚かされました。出演している役者もとても個性的で、 誰一人物語に埋没することなくキャラクターがたっていました。

MTU奥州姫小町/「虚空の色」/作:林祐輔 演出:奥州姫小町
「奥州姫小町」っていう劇団名なのに、キャストもスタッフも全員男。それもかなりいかつい・・・。当然狙ったネーミングなんですよね。とにかく自分たちのやりたいことを 精一杯やって楽しもうという感じがにじみ出ている芝居でした。ストーリーは熱い友情と正義・力・支配を描いた、彼ららしい内容。劇中に何度かある格闘シーンの出来映えは かなりのもの、芝居以上に?!相当稽古してるんだろうなと思いました。

全体を通して、よくもこんなに個性的な連中が集まったなと・・・。なるほどたしかにこいつは「雑音演劇祭」だ。これからもそれぞれが自分たちのやりたい芝居を貫いていって 欲しいなと思います。そして、またこのステージに帰ってきてくれることを密かに願いつつ。



←前へ | レポートリストへ戻る | 次へ→


TOPページ | What's New | スケジュール | Next | 公演レポート
リンク | コンセプト | シアターの機能 | Map&お問い合わせ